脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、未破裂脳動脈瘤、脳動静脈奇形など。
急性期の脳血管障害で入院が必要な場合は迅速に連携病院へ紹介致します。
脳卒中の既往がある患者さんで、再発予防のための内服治療や定期的な画像診断も積極的に行っておりますので、
ご相談下さい。

髄膜種、下垂体腺腫などの良性脳腫瘍、転移性脳腫瘍やグリオーマなどの悪性脳腫瘍など。
無症状で偶然発見された良性脳腫瘍に関しては一般的に定期的な画像診断での経過観察が主体です。
悪性脳腫瘍に関しては早期の診断・治療が必要であり、迅速に専門病院へ紹介致します。

高齢者では受傷直後に問題がなくても、1～2か月経過してから頭痛、物忘れ、麻痺などの症状がみられる
慢性硬膜下血腫に進展する可能性があります。
早期に診断できれば内服治療(五苓散、トラネキサム酸など)で血腫の消退が期待できますが、
意識障害や麻痺が生じている場合は外科的治療が必要になります。
※小児の頭部外傷も診療可能ですので、ご相談下さい

部分発作、全般発作に対する抗てんかん薬による内服治療を行います。
数種類の抗てんかん薬を用いても発作がコントロールできない難治性てんかんは、
外科的治療も可能なてんかん専門施設へ紹介致します。

アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症などに対する内服治療を行います。
必要に応じて、認知症専門施設への紹介も致します。
正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫などの脳神経外科疾患では、外科的治療で症状が改善する場合もあります。

パーキンソン病、顔面けいれん、末梢性顔面神経麻痺、三叉神経痛など。

何らかの原因により、背骨の中を通る神経が障害されて、手足のしびれや痛み、麻痺などを生じる疾患です。
変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症などで、頚椎や腰椎に多くみられます。
症状が軽い場合は内服治療が主体ですが、外科的治療が必要な場合は専門施設へ紹介致します。

脳卒中の一次予防、二次予防を目的に、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの積極的な治療を行います。
脳卒中になるのではと心配、あるいは脳卒中の既往がある患者さんで、何らかの不安がある場合はご相談下さい。

64列のマルチスライスCTで、従来に比べ格段に撮影時間が短くなりました。
最新技術でX線の被ばくを抑え、患者さんに優しい検査が実施できます。
微小な病変も診断でき、複雑な血管描出も可能です。

放射線を使っていないので、人体に対し無侵襲で苦痛も少なく、安全な装置です。
ワイドオープン型のシステムなので圧迫感・閉塞感が少なく、
小児や高齢者の方でも安心して検査が受けられます。
全身のあらゆる方向の断層像が撮影できます。血管像も撮影できます。

脳に血液を送る頸動脈を超音波で簡単に視覚化できる検査です。
血管壁へのコレステロールなどの沈着による動脈硬化の早期発見や進行具合を確認できます。

最大限の努力で息を吐いたり、吸ったりする検査です。
特に、咳や痰が続く人や喫煙者では肺の病気(慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息など)が隠れている可能性があります。

肥満はいろいろな病気の原因になり、肥満から動脈硬化、さらには心筋梗塞や脳梗塞につながるとも
言われています。

当院では、「メタボリック検査」としてCTによる撮影を行い、内臓脂肪の量を測定することができます。
ただし、健康保険対象外のため、全額自費となります。
当院では3,000円＋消費税です。